様々な運用方法がある中で、実際に頂いたお声から問題解決するために取り入れた
運用事例をご紹介いたします。今回の事例は配信通数の削減になる基本的な活用方法です。
事例1〜一斉配信が出来ない〜
LINE公式アカウントを実際運用している事業者様からのご相談がありました。
「6月に入ってからお客様への一斉配信が出来ない」
お話お聞くとこの事業者様は月に何回かお取引先様にキャンペーンのご案内をメッセージの一括配信でしているそうです。
配信出来なかった原因はLINE公式アカウントの料金改定です。2023/6月〜料金の改定が行われた事で無料の料金プランでは200通までしか配信が出来なくなったのです。
問題点を確認
まず現事情困っている事とLINE公式アカウントをの使い方を確認しました。
・現状お取引先とは1対1のチャット機能をメインに使っている
・キャンペーンの案内だけ一斉配信で全取引先様にご案内したい。
・現行の無料プランのままでキャンペーンの告知をしたい。
この3つが上がりました。
改善運用方法
今まで一斉配信していたキャンペーンはリッチメニューに常設して、
応答メッセージでのキャンペーン詳細内容をお取引先に配信できるようにする。
このようにユーザーのアクションによって応答メッセージで配信することで、通数は0
で興味のある人だけが受け取れるように改善しました。
この方法のメリット
・この方法にするメリットは、通数の削減です。料金プランの改定によって大幅に減った通数を
節約する。といった一番の問題点を優先的に解決しています。
・また、ユーザーがクリックするというアクションをする事で、
クリック数を確認する事ができる様になります。どのくらいの反応があったかを確認できると
キャンペーンの打ち出し方のヒントになりますね。
ブロック率を抑える事にも効果的です。興味の無いキャンペーンの通知ばかり
来るLINEはブロック率を上げてしまします。リッチメニューを置くことで興味のある人だけが
クリックをして情報を受け取れるのがいい所です。
この方法のデメリット
今までは全て手動チャットっでのコミュニケーションでしたが、
自動応答メッセージを設定する事によって、自動と応答を切り替えながら使用する事が
必要になりました。
リッチメニューの設置をする工程が増えました。毎月の更新は工程が増えて大変なので、
「今月のキャンペーン詳細はこちら」と簡単なリッチメニューを置く事で、
新しいキャンペーンへの誘導は全て自動応答メッセージの変更からするようにしました。
まとめ
今回の事業者様は
「キャンペーンの告知を無料のままする」
その結果としてキャンペーンを楽しみにしている人だけにキャンペーンの詳細を届けられれば良い。
ここをゴールに設定しての活用方法でした。
活用方法で大事なのは、何のためにそれをするのかそれをする事に
よって得たい結果は何なのかを明確にしてから取り組むという事です。
これがもしこの「キャンペーンを効果的に売り上げUPしたい。」
という結果をゴールにする場合にはまた全然違う活用方法となるからです。
LINE公式アカウントでどんな事を得たいのか。から逆算して設計することが大切です。
コメント