Lステップとは
LステップはLINE公式アカウントの拡張機能ツールです。
LINE公式アカウントのお友達情報をさらに深く収集して活用する事で自動化
(マーケティングオートメーション)を図る事ができます。これによって、
さらなる集客や、事業の効率化を図り店舗や事業の成長を加速する事が可能です。
この記事ではLステップで出来る事を解説していきます。
LINE公式アカウントとLステップ
LステップはLINE公式アカウントにプラス出来るツールです。
LINE公式アカウントがないとLステップ単独では使う事はできません。
ではLINE公式アカウントのみでの使用とどのような部分がプラス機能か解説します。
LINE公式アカウント
上記のような主要機能を組み合わせて使う事が出来るのがLINE公式アカウントです。
Lステップ
LステップはLINE公式アカウントでの機能ももちろんそのまま活用出来ます。
機能別にLINE公式アカウントとの比較をしてみます。
公式アカウント | Lステップ | |
メッセージ配信形式 | ・テキスト ・スタンプ ・画像 ・クーポン ・リッチメッセージ ・リッチビデオ ・動画 ・ボイスメッセージ ・リサーチ ・カードタイプ | ・テキスト ・スタンプ ・画像 ・質問 ・ボタン/カルーセル ・位置情報 ・紹介 ・音声 ・動画 |
配信対象の絞り込み | 性別 年齢 居住地 友達追加期間 | 性別 年齢 居住地 友達追加期間 他、必要情報をカスタマイズ 直接回答フォームから 情報を直接収集できる。 |
テンプレートを作成 | × | ⚪︎ |
1配信で送れる吹き出しの数 | 3つまで1配信で送れる | 5つまで1配信で送れる |
文字数 | 1500文字 | 9500文字 |
アクション設定 | × | 色々な条件分岐を設定した アクション設定が可能 |
ユーザー情報をメッセージに挿入できる | × | ⚪︎ |
送信者アイコンを変更できる | × | ⚪︎ |
現時点の該当者で送信予約ができる | ⚪︎ | ⚪︎ |
配信履歴の確認ができる | ⚪︎ | ⚪︎ |
LINE公式アカウントでもLINE上にリッチメニューの設置が可能です。
Lステップではリッチメニューにタブ付けをしてページを増やす事が可能です。
この機能によってデザインのバリエーションが増え自由にデザインが可能になります。
また、お友達の分類によって表示するリッチメニューを分けたり、
アクションを自由にカスタマイズ出来ます。
※この機能はLステップスタンダードプラン以上で使用可能です。
LINE公式アカウントのクーポン、ショップカードの機能はそのまま
使用が可能です。
また、Lステップで新たにクーポンの役割を持たせる配信も可能です。
ショップカードも同様、LINE公式アカウントのポイントカード
を使用出来ます。Lステップではスタンダードプラン以上の
リッチメニューを活用してポイントカードの機能を持たせる事
も出来ます。
Lステップの機能を使う事でいつ、誰がどんなクーポンを使ったか、
などの情報を記録出来るので、効果的な販促方法を分析したり、
顧客心理を深く探る事が可能になり、より反応率を高めた訴求を
する事ができます。
Lステップ独自の機能
Lステップの予約管理は不定期なイベントの集客予約を受付、管理、
リマインダー配信を可能にします。
また、店舗の来店予約の受付システムとしてもとても便利です。
予約の受付、キャンセル、再予約、指名予約、メニュー予約が
可能になる事でユーザーが迷わず来店までをスムーズに誘導します。
自由なアンケート内容を回答フォームとしてお友達に
配信する事ができます。
この回答フォームでの情報をお友達情報として記録、タグづけ
する事で細くメッセージ配信の絞り込みを可能にします。
細かく絞り込みする事で、お友達の心理に沿った配信が出来るのが
最大のメリットです。ブロックされてしまうリスクを軽減し、
欲しい情報のみを提供できます。
Lステップメッセージやリッチメニューなどで設置したURLを
お友達がクリックすると
クリック数やクリック率を計測できる機能です。
クリック時にタグが付けを設定をすれば、
誰がクリックしたかまで計測可能です。
クリックしたけどまだアクションがない友だちだけにフォローのメッセージを送るアプローチもできます。
流入経路分析は誰がいつどこから友だち追加したかがわかります。
また、流入経路ごとに配信シナリオをカスタマイズしたり、
リッチメニューを使い分けたりします。
経路を測定する以外の使い方も可能です。
クロス分析はLステップで集めたあらゆる顧客データを掛け合わせた
分析ができます。
例えどこの流入経路のCVが高いか、またどんな属性の友だちが
多いか分析する事で、優先順位の決定や改善施策の検討に役立ちます。
まとめ
LINE公式アカウントとLステップの機能の違いを解説しました。
どの機能も使い方は1つでは無く活用方法は様々です。それはどんな店舗でどんなユーザーに
向けて何を届けるのか。また、それによってどの様な効果を得たいのかをもとに設計する事で、
マーケティングオートメーション=集客の自動化を図るツールです。
ゼロから始めるLINE集客のスタートを応援しております。
分からない事や聞きたい事のコメントもお待ちしております。
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